縮毛矯正とは、くせ毛の形を変えてまっすぐなストレートヘアーにするものです。 くせ毛は、毛穴の形から異なり、そこから伸びる髪の毛もストレートとは形状が異なります。 そのため、髪の毛がねじれた状態になり、くせ毛が生えそのまま伸びて育ちます。 く髪の毛の構造自体が違っているためにそれをまっすぐなストレートにすることはとても難しいのです。 それを可能にしたのが、縮毛矯正ですが、 その方法は、強い薬剤を使用して髪の結合を切り離し熱を加え焼き固めることでねじれた髪の毛をまっすぐにするという髪に強いダメージを与えるものです。 くせ毛で悩んでいる方にとっては、縮毛矯正は画期的な技術ですが、髪の毛に与えるダメージはとても大きく危険があることを忘れてはいけません。 ダメージの原因は、大きく分けて2つあります。 1つ目の原因は、縮毛矯正に使用される薬剤はパーマ用の薬剤と比べても相当強い薬剤であるということです。 2つ目の原因は、その強い薬剤を付けた髪に高温のヘアアイロンを使用して熱を 与えることによって薬剤で弱まった髪の毛にさらにダメージを与えてしまうことです。 もし縮毛矯正を行われる場合には、この髪の毛のダメージを熟知し、 髪の毛の状態の確認をしてから施術できる腕の確かな美容師さんにお願いし、 縮毛矯正後の髪を十分労り、ケアを怠らないことが大切です。