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■ヘアアイロンもどんどん良くなっていきます。

カールアイロン等の、巻き髪用ヘアアイロンやストレートヘアアイロン他色々ありますが、
電気製品ですので近年作られたというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

ふと友人に
「ヘアアイロンっていうと何連想する?」と聞いてみましたら
「お蝶夫人。」と返ってきました。
「それは縦ロール!っていうか歳いくつ!?」と脱線しましたので話を戻しまして。


ヘアアイロンの原型は、金属の器具を炭火で加熱し使用されているものでした。
所謂「焼きゴテ」ですね。
日本の公的な区分ではヘアアイロンではなく「電気髪ごて」とされているのもその名残のようです。

髪にウェーブ状のくせをつけたり、くせ毛を伸ばしたりするために使用され、
電気製品の普及に伴い20世紀の半ばを過ぎてから電気を利用してプレートを加熱しスタイリングする形態のものへ進化していきました。


丁寧にケアされてキューティクルの整った綺麗な艶のある黒髪の巻き髪も綺麗ですし
ゴージャスな金髪の巻き髪も王冠や宝石よりも美しいと讃えられる華やかさで憧れたことがある女性も少なくないのではないでしょうか?

こういうものをみるとアレンジで綺麗に生かせるようなくせ毛の方は
無理にストレートにされずにくせ毛を楽しんでみられるのも良いのではと思いますね。


日本のヘアアイロンの普及ではこれより半世紀近く遅く20世紀の終わり頃になります。

ヨーロッパでは、ヘアアイロンは髪をウェーブ状の華やかなスタイルにさせるための用途で発展してきましたが、
日本では、ストレートの黒髪が最も美しいとされる文化背景をベースに縮毛矯正を目的として独特の進化をしてきました。
そして近年は更に縮毛矯正だけではなく気軽にスタイリングできるケア能力が高く操作性の良いものと様々な進化を遂げ続けています。

くせ毛が可愛らしくてお似合いなのにストレートに憧れられる方もおられますし、
現在では逆にくせがつかないのでアレンジが効かないという方もおられ人それぞれではありますが。

近年では、若い女性からはじまり男性・女性や年代を問わずに愛用されていて綺麗な美しいストレートヘアーのためのスタイリングだけではなく、
カールアイロンを使った縦巻き等の巻き髪のフェミニンで華やかなヘアスタイルを楽しむためにもと様々な用途でも活用されています。

髪型が変わると顔の印象も大きく変わります。
気軽に印象を変え、様々に変わるファッションスタイルとのコラボで上手に魅せて楽しむための必須ツールになっていますね。